こんにちは、やいさです!
応用情報技術者試験について以下のような悩みがある方向けの記事になっています。
・午後試験の対策本はあるけどネットワークに特化したものがない
・午後試験の点数を安定させる方法が知りたい
・国語力が無いので合格できる自信がない
ここに関して私も受験当時悩みました。午後試験は科目が多いせいか、一科目に特化した対策本ってないんですよね。。
私が対策を調べた時、「午後試験は国語問題だから国語力があれば合格できる!」みたいな内容が多く飛び交っており、国語が苦手な私にはムリなのかなと考えていました。
しかし、過去問演習をする中で、国語が苦手でもネットワークであれば十分対策ができるということを身をもって体感し、その戦略を取ったところ、午後70点で一発合格ができました。(これは合格者の中でも上位3割です)
ネットワークの重要性については下記の記事をご確認ください!
【応用情報技術者試験】午後試験対策で悩んでいる方必見!「情報セキュリティ×ネットワーク」による安定戦略
この科目は、勉強をしっかりとすれば得点源にしやすい科目ですのでしっかり対策していきましょう!
ネットワークをおすすめする理由
ネットワークは下記のような特徴があります。
・他の科目に比べて記述式問題が少ない
・セキュリティに比べ暗記する内容が少ない
・セキュリティとのシナジーがある
他の科目に比べて記述式問題が少ない
これは記述が苦手という方におすすめしたい一番の理由です。
もちろん長文を読むということは必要なものの、記述式問題が少ないのがネットワークの特徴です。

過去問を分析すると、記述式問題の出題数は1~2問の場合がほとんど!
そのため、後述する知識とパターンさえ押さえておけば安定して得点しやすい科目になります!
セキュリティに比べ暗記する内容が少ない
ネットワークは暗記する内容が少ないという特徴もあります。
ネットワークは基礎的な知識+サーバーの種類を覚えておけば、あとはそれを組み替えた問題が出題されるケースが多いです。
具体的には下記のような図が与えられて障害が発生している箇所を特定するような問題です。


この問題ではここに登場する機器の役割を
知っていれば解ける!
このようにネットワーク構成図が与えられて、そこから障害を特定するというパターンが多いことから、暗記以上に、過去問演習を繰り返してパターンを押さえることが安定して得点を取るコツになります。
セキュリティとのシナジーがある

情報セキュリティ(必須科目)とネットワークは試験範囲が一部被っています。
そのため、情報セキュリティで学んだことがネットワークに出てきたり、その逆のケースもよくあります。
そのため、ネットワークを学ぶことで必須科目であるセキュリティの点数アップにも貢献ができるという好循環が生まれます。
Q.情報セキュリティとネットワークはどちらから勉強すべき?
A.個人的にはセキュリティから学ぶ方がいいと思います。
理由としては以下2点です。
①必須科目であること
ネットワークは選択科目なので最悪別の科目に逃げることができますが、セキュリティはそうはいきません。そのため、必須科目であるセキュリティから学ぶことをおすすめします。
②覚えるべきものが多いこと
セキュリティは覚えることが多いですが、その分ネットワークに関連する知識も同時に身につきます。そのため、ネットワークの勉強に入る際に知識勉強のコストが低くなります。その結果、ネットワーク対策で一番重要な過去問演習に集中することができるからです。
午後試験の基本
午後試験について知らない方は、まずはこちらの記事でその仕組みを確認してください!

勉強を始める前に、まずは敵を知ろう!
応用情報技術者試験の「ネットワーク」対策方法(3ステップ)
ここからは「ネットワーク」の具体的な対策方法を解説していきます。
以下3ステップで対策をしていきます。
①左門至峰の出るとこネスペ教科書で基礎を固める
②出題パターンを理解する
③応用情報午後試験の過去問を解く!
左門至峰の出るとこネスペ教科書で基礎を固める
冒頭でもお伝えした通り、応用情報技術者試験の「ネットワーク」に特化したテキストはありません。(私が調べた限りはありませんでした)
そのため、テキストに近い書籍で対策する必要があります。個人的におすすめするのは以下の書籍です。
出題パターンを理解する
私は過去問を独自に分析し、ネットワークの問題を4つのパターンに分類しました。
①知識問題
②図表読み取り問題
③国語問題
④計算問題
この4つのパターンを理解し対策をすることで、ネットワークの得点を安定させやすくなると私は考えています。
①知識問題
これは純粋に知識があれば解ける問題です。逆に言うと、いくら探しても本文には答えがないので知っていないと解けない問題です。
例えば以下のような問題です。


国語力不要の知識問題!
②図表読み取り問題
ネットワーク構成図やFWルール、DNSレコードといった図表から情報を読み取り、答える問題です。

パズルのように答えを探すことから、
私はパズル問題と呼んでいます!
このパターン特徴は記述式ではない点です。また、ここに登場してくる機器の名前と役割を理解してさえいれば、あとは障害の原因を推理していくだけで解ける問題が多いです。
また、解答は単語で答えさせるものが多いため(例:障害原因はどこか?→答え:○○サーバ)、国語問題(記述)を苦手とする方にネットワークをおすすめする理由の一つになっています。
例えば以下のような問題です。

③国語問題
俗にいう国語問題(記述)です。ここは他の文系分野とあまり変わりません。
ですが、ネットワークはこの国語問題(記述)の出題割合が低いです。ここがネットワークは得点を安定させやすい理由の一つです。

④計算問題
計算問題は苦手な方もいるかもしれませんが、そこまで身構える必要はありません。小難しく書いていますが計算は至ってシンプルな場合が多いです。
また、計算問題の出題頻度は2回に1回くらいと、出題されない回もあります。それに加え1問しか出題されません。
出題頻度的に見ても、どうしても苦手ということであれば捨て問としてもよいかと思います。


各パターン別の対策方法については後日記事にする予定です!
応用情報午後試験の過去問を解く!
出題パターンを理解したら次は実践演習に入っていきます。
ここで使うのが応用情報試験対策の定番本です!情報セキュリティの対策記事でもご紹介した書籍です。
ここに掲載されている「3章 ネットワーク」分野の問題(5問)を解いていきます。
進め方としては下記の通り。
①過去問を解く
②解説を読む
③わからないことがあれば調べる
まぁ普通ですね(笑)
これだけだと当たり前すぎるので、重視したいポイントを具体的に解説していきます。

具体的な過去問演習の方法については
後日別記事にします!
この午後試験対策本の解説は図解が少なく、文章中心で文章を読みなれていない方には少しとっつきづらい内容になっています。
今後こちらのサイトでも独自に図解ありの過去問解説の記事を出していきたいと考えています。
もし上記対策本の解説だと厳しい、もしくは対策本に掲載されていない過去問の解説を見たいという方は公開までお待ちいただければと思います。
まとめ
今回は応用情報技術者試験の必須科目である「ネットワーク」に特化した対策方法について解説してきました。
どこのサイトを見てもこのような対策方法を紹介したサイトはほとんどありませんので、正直ここまでしっかり対策をしている受験生はほとんどいないと思います。
つまりはそれだけ差がつけられるということです!
以下の3ステップで対策を進めていき合格の確率を上げていきましょう!
①左門至峰の出るとこネスペ教科書で基礎を固める
②出題パターンを理解する
③応用情報午後試験の過去問を解く!
ネットワークはセキュリティと同様にしっかり勉強すれば安定した得点源にすることができます。
しっかり対策して本番試験に臨み、合格を勝ち取ってください!!

最後まで読んでくれてありがとう!






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