私は14年の挫折を経て、2024年6月に基本情報技術者試験に合格しました。

なんで14年もかかったの!?

14年のうち、実際に受験したのは3回だよ。勉強中に何度も挫折して受験しなかったことも沢山あったんだ。。
この記事では私の実体験を元に、挫折ポイントと対策を4つご紹介します!
勉強法を見直してからは基本情報技術者試験だけでなく、上位試験である応用情報技術者試験→情報処理安全確保支援士試験にストレートで合格することができました!
今回ご紹介する挫折ポイントを回避して合格を勝ち取ってください!!
挫折ポイント4選!
まずは結論からお伝えします!挫折ポイントは以下の4つです。
①目標(メリット)が定まっていない
②参考書の分厚さ
③出鼻を挫くビット演算問題
④科目Bのアルゴリズム問題
①目標(メリット)が定まっていない

「合格」という明確な目標があるじゃん

じゃあ合格することによって
君にどんないいこと(メリット)がある?

・・・もってるとカッコいいとかかな?笑
これ、意外に見落としがちなんですが結構重要です。
基本情報の勉強時間の目安は150〜200時間と言われています。
つまり、1日にめちゃくちゃ勉強する人でもなければ、3ヶ月以上かかる計算です。
なんとなくで勉強を始めると、3か月間勉強を継続するのは正直難しいです。

うげ。。3か月も勉強続けるなんて無理だよ

だからこそモチベーションを保つために目標(メリット)が必要なんだ!
目標がなくても、最初の1週間くらいは頑張れます。
しかしそれ以降の期間はやる気がなくなってきます。そうなるのも当然ですよね?
本当は遊びに使えるはずだった時間を勉強に費やさなければならないんですから。。
私は14年間、何度も挫折していますが、もれなくこの「何となく」で始めて、結局は遊びの誘惑に負けてしまいました。
逆に私が合格できた時は、「転職で少しでも有利にしたい」という差し迫った思い(目標)がありました。

長期間勉強を続けるには明確な目標が必要なんだ!
【対策】簡単な事でいいので目標を立てる!

いきなり目標って言われても思いつかないよね。
だから事例を紹介するよ!
・会社からの報奨金をもらう!
・就職、転職を少しでも有利に進めたい!
・「合格」の2文字で自己肯定感を上げる!
・勉強習慣をつけて自信につなげる!
・資格持ってるカッコいい自分になりたい!
このような感じで、小さくてもいいので目標を持つようにしてみてください!
ちなみに上位試験である以下2つの試験ではこのようなモチベでやっていました。
【応用情報技術者試験の時】
応用情報ってなんか名前カッコいい!持ってるとスゴいと思われそう!
【情報処理安全確保支援士試験】
セキュリティの専門家って食いっぱぐれなそう!名前がカッコいい!
こういう目標がないと、「まぁ持ってなくても死ぬわけじゃないし。。」という風に自分に言い訳をして途中で挫折します。。(経験談)
②参考書の分厚さ
基本情報技術者試験のほとんどの参考書は500ページ越えです。中には800ページを超えるものも。。これ、ほぼ辞書ですよね 笑

これ全部読むなんて不可能だよ。。

そうだよね。普通の人はそのやり方で挫折するんだ。
だから僕は違う勉強法をおすすめしているよ!

そんな勉強法があるの?

↓の記事で詳しく解説しているから、よかったら見てね!
【対策①】電子書籍で購入する

さっきの記事に載っていない対策も紹介するよ
持ち運びのしやすさという面でいえば電子書籍での購入が一番おすすめです。
私が勉強していた当時は「勉強は紙でするもんだ!」みたいな謎のプライドを持っていましたが、
iPadの便利さを知ってからは、手のひら返ししました 笑
今では分厚い試験本はKindle(Amazon)で購入してiPadに入れて勉強しています。
また、iPadにGoodNoteというアプリがあり、そこに書籍を読み込ませると、書き込みができたり目隠しができたり便利なのでおすすめです!
【対策②】書籍を一刀両断する!

これは「どうしても紙で読みたい!」という方向けの対策だよ。
ちなみに私はやったことないです 笑
やる事は簡単!
・買った書籍を一章ごとに切り裂く
・切り裂いた本の背表紙をテープで固定
これだけです!笑
支援士試験の勉強をしている時にこういう方法を使っている方がいたので参考までにご紹介しておきます。

③出鼻を挫いてくるビット計算
これは使う参考書によって変わりますが、参考書の中には最初の章でビット計算を解説しているものがあります。つまり、計算問題です。
↓のような感じのやつです。


うわっ。。文系だから計算問題苦手なんだよ。。
文系の人々は、まずこいつに出鼻を挫かれます。「なぜ文系の受験意欲を削ぐような分野を最初に持ってくるの?」とずっと疑問でした。。
私はこのパターンの参考書を使っていました。そして何度も挫折しました(笑)
【対策①】参考書を頭から読み始める必要なし!
まずは興味のある分野や、身近な分野から読み始める事を強くおすすめします!
例:コンピュータの構成やセキュリティなど
このようにすると、自分が知っている内容も一部出てくるので「あっこれ知ってる!」となり、自身が付きます。その結果、挫折せずに進めることができます。
もしくは、そもそもビット計算系が最初に来ていない参考書を使うのでも良いと思います。
おすすめの参考書はこちらでご紹介しています!

【対策②】満点を目指さない!

完璧主義な人が陥りがちな挫折ポイントだね。
かくいう僕も100点目指す勉強をして何度も挫折したよ。。
これ超大事です!資格慣れしてない人だと完璧に理解(1000点)してないとダメだと、無意識に考えてしまいます。ですが、この試験は半分ちょい(6割)取れれば合格なんです!

https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/nl10bi0000007smr-att/youkou_ver5_4.pdf#page21
最悪苦手分野(計算が苦手など)があれば早々に見切りをつけ、点が取れそうな分野に勉強リソースを集中させる方が合格に近づけます。
何点くらいを目指せばいい?
個人的には8割くらいを目標にして勉強していくのがおすすめです!

過去問道場では正解率が表示されるよ。
この正解率が80%以上であれば合格圏内と考えよう!

だいたい500~1000問くらいを解いた時点で、正解率が8割以上あるかを確認しましょう。
もし、正解率がそれ以下であれば8割に達するまでひたすら過去問道場で問題を解きましょう。
④科目Bのアルゴリズム
科目Aを挫折せずに頑張って勉強してきた受験生をどん底にたたき落とすもの。それが科目B!
私はITパスポートに合格し、意気揚々と基本情報に挑戦しようとした時に(当時は午後試験)撃沈しました。

これまた、文系にはキツイところだよね。。

そうだよね。。
でも正しい勉強法で進めれば文系でもできるようになるよ!
【対策】正しい勉強法でアルゴリズムを攻略しよう!

↓の記事で詳しく解説しているから、よかったら見てね!
まとめ
今回は基本情報技術者試験における、挫折しやすいポイントとその対策について解説してきました。
①目標(メリット)が定まっていない
②参考書の分厚さ
③出鼻を挫くビット演算問題
④科目Bのアルゴリズム問題
文系出身である、私の実体験をもとに作成した内容でしたので共感していただけることも多いかなと思います。
これから勉強を始める方については、予めこのような挫折ポイントを覚えておくと
「あっここが例のポイントか!」と思えるようになり、挫折しにくくなると思います!
合格に向けて頑張ってください!




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