こんにちは、やいさです!

中小企業の社内SEを2社・合計7年経験している現役社内SEです!
今回は私の実体験を元に、社内SEに転職して感じたメリット・デメリットについてご紹介したいと思います!
こんな方におすすめの記事です!
・社内SEへの転職を検討しており、リアルなメリット・デメリットを知りたい方
・「社内SEは楽」「後悔する」といった噂の真相が気になる方
・社内SEの志望動機や面接対策(質問回答)のヒントを探している方
社内SEになって良かったこと(メリット3選)
① 仕事をコントロールしやすく残業を減らせる
社内SEの年収は?残業は?2社を経験した現役社内SEが語るリアル!でもお話していますが、社内SEは業務でかかわる人が主に自社の社員であるため、ソフトウェアのサポート期限が迫っているなどの明確な理由がない限り、スケジュールを自分たちでコントロールしやすいことが多いです。
そのため、余裕を持ったスケジュールを組むことができれば残業もコントロールすることができます。
また、システム導入やPC発注などでITベンダーとかかわる機会もありますが、そういった場合でもスケジュールの主導権はこちら側にあることがほとんどです。
② 40代・50代のキャリアが見えやすく長く働きやすい
社内SEは基本的にキャリアが組み立てやすいと私は考えています。
先輩社員や上司がいるため、将来的にはそのルートをたどることになることが予想できるため、ある程度キャリアが見えます。キャリアが見えるのでその分安心して働くことができます。

私が社内SEに一番魅力を感じたのはこの部分です!
私が1社目に努めたIT企業では、40代、50代がほとんどいない会社でした。
また、世の中では「転職35歳限界説」も唱えられていたことも相まって、自分が40,50代になった時の姿が全く想像できず、より不安を感じていました。

もちろん数人はいましたが、いずれも幹部になって寝ずに働き、鬱になって休職して復帰するみたいな方が多く、自分じゃ無理だ。。と思いました。
その反面、社内SEになってからは40,50代の方も多く、そういった方々がどういったキャリアを歩んできたのかを聞くことで自信のキャリア見通しがよくなり、将来の働く姿を想像できるようになりました!
これは皆さんの現在の職場環境や適性、価値観によって変わると思いますので参考程度に考えていただければと思います。

バリバリ仕事してスケールの大きい仕事をしたいという方であれば社内SEよりもエンジニアや独立などを検討した方がいいかもしれません!
③ 顧客(社員)から直接「感謝の言葉」をもらえる
社内SEは顧客(社員)と直接やり取りを行います。さらに社内SEは”その会社で一番ITに詳しい人”です。
例えば、Excelの関数を教えてあげるだけで”すごい人”に見られる場合もあります。
そのため、社員から感謝の言葉をいただける機会が多い職種だと私は感じています。

私は転職面接時はこれを志望動機のメインとして使っていました!
IT企業のエンジニアだと(1次請けであれば別ですが)2次請け以降の企業だった場合、エンドユーザー(顧客)と直接やり取りする機会があまりありません。
そのため、基本的に顧客からの声を聞くことができません。
私の1社目に勤めた会社は中小ベンチャーのIT企業だったのですが、幸いにも1次請けの案件もちらほらありました。
その時、顧客から厳しい言葉や無理な要望をいただくこともありますが、それ以上に感謝の言葉ももらえることがありました。
自分がした仕事に感謝の言葉をもらえるというのはやはりいいものです。

私はそれがモチベーションになっていました!
転職面接の時、私は「なぜ社内SEを目指したのか?」という質問に対しては、この「顧客(社員)から直接感謝の言葉をもらえる」という点を深掘りして答えるようにしていました。
社内SEになって後悔したこと・大変なこと(デメリット2選)
① 社員との距離が近いためお叱りを受けることもある
メリットでも挙げた感謝の言葉を直接もらえるということは、厳しい言葉をもらうこともあります。
例えば、Officeアプリで不具合があったとして、その時点でその不具合に対するパッチはMicrosoftから配信されていない状況を想像してみてください。
この状況ではほとんどの場合、社内では対応のしようがありません。(もちろん軽減策があることもありますが)
ITリテラシーの高い社員であれば、状況に理解を示してくれますが、人によっては「情報システム部門が対応を怠っている」風に見えてしまいます。その結果、お叱りを受けることがあります。
正直こちらとしてはMicrosoftが修正パッチが早く公開されることを祈ることしかできないわけですから、こうなると少し大変だなと感じます。
理不尽なトラブルに遭遇した時は「組織の力」で解決する

そういうどうしようもない状況になった時はどうやって乗り切るの?

個人間で解決できない場合は“組織の力”で解決しましょう!
先ほど言った通り、こちらでできる対応は限られますから、個人間で会話していてもキリがありません。
そのため、私は先輩や上司に相談して部署間で問題解決をするようにしていました。

部長同士で落としどころを決めてもらう感じです。
ただ、これに関しては上司が全く動いてくれない人であったり、上司との関係性がよくないという場合は使えない手ではありますが、基本的には仲間を頼るということを最優先に考えましょう!

自分ひとりで抱え込んで病んでしまう方もいるので、できるだけ周りを巻き込むことが大切です。
また、これに関しては転職面接でも問われたことがありました。

[面接官]
解決できないようなトラブルが発生した場合、あなたはどのような対応を取りますか?

[やいさ]
その場で判断せず、まずは部署に持ち帰ります。
部署内で協議を行ったのち、必要に応じて部署間での対応方針の検討を行います。
面接当時はこんな感じで回答をしました。(その会社からは無事内定をいただきました!)
ここから更に「じゃあ緊急性が高い時は?」みたいな深掘りをしてくるケースもあるため、そういった質問が来てもいいように対策しておくことをおすすめします!
ただ、私は7年ほど社内SEをやっていますが、このようなケースは数回程度しか経験していません。
② 部署移動ができず「人間関係の逃げ場」がない
社内SEは会社の情報システム部門という位置づけ上、良くも悪くも異動がありません。

社内SEを辞め、総務や経理などに異動するという方も中にはいらっしゃいますが、レアケースです。
つまり、部署内に”嫌なやつ”が仮にいた場合、逃げ場がないということです。
例えば、IT企業はエンジニアが主力部門ですから、部署が沢山あると思います。そのため、もし同じ部署に”嫌なやつ”がいた場合、部署異動を希望すれば異動できる可能性があります。

私は1社目のIT企業に勤務している時に、そういう方と同じ部署になってしまい、メンタル面をやられそうになったことがあります。その時は部署異動で難を逃れました(笑)
社内SEは基本的に情報システム部門以外の異動先がありません。
そうなったら、状況を変えるにはあなたが転職するか、”嫌なやつ”が辞めるかしかないというハードモードになります。
そのため社内SE転職活動をする場合には、職場の人間関係を内定承諾までに確認しておくことは極めて重要です。

私は内定をもらった会社全てに、転職エージェントを通して希望を出し、働く予定の部署の方々に面談という形でお会いしました。
その結果、問題ないと判断して内定を承諾しました。
正直これはひと手間増えるため面倒に見えますが、絶対にやっておいた方がいいです。

でもたまに面接官で部署の人出てくるじゃん
たしかに出てくる場合はあります。ただ、基本的に面接官は総務部や所属予定部署の部署長ということがほとんどです。

つまり、一緒に働くであろう現場社員とは会えないまま転職を決めるということになります。
また、現場社員との面談をすると、ポロっと本音が聞けたりします。
私の転職活動で実際に合った経験談を一つご紹介します。
面接時に私は残業について質問をしたことがありました。
その際は、残業は少ないという回答がありました。
その後、その会社から内定をいただき、現場社員との面談をしました。
その現場社員の方は酷く疲れた顔をされていたので、労働環境に何かあるのかと思い、残業についての質問をしました。
すると「実は業務が回っていなくてサービス残業や土日出勤もしている。正直ここへの転職はおすすめしません。。」という回答を静かな声でしていただきました。。
労働条件も書面上は良さそうで迷っていた企業でしたが、その回答を聞いてその会社の内定は辞退しました。

もし面談をしていなかったら、こういった記事を書く時間もなく疲弊していたかもしれません。当時面談してくださった方には感謝しかありません。
この他にも、(先ほどとは別の会社ですが)会社特有のしきたりがあったりするといった情報を教えてくれたりしました。
このように、内定承諾の判断に直結するような重要な情報が得られる貴重な機会が現場面談です。
もし、あなたが次の転職先で長く働きたいと望んでいるのであれば、これは面倒くさがらずやっておくことを強くおすすめします!
まとめ
今回は社内SEのメリット・デメリットについてご紹介してきました。
実際に社内SEとして働いていないと見えてこない視点が意外にあったと思います。
これから社内SE転職を考えている方は、このメリット・デメリットが自分にとってどれくらいのウェイトを占めているのかを自問自答してみてください!
皆さんの転職活動が上手くいくことを祈っております!


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