情報処理安全確保支援士試験に独学で一発合格(午前88点、午後72点)しました。

70点代は上位3割!

その経験を元に4か月間で合格するための最短ルートの勉強法・教材・午後問題対策を徹底解説します!
情報処理安全確保支援士試験おすすめ教材
基礎・午前対策
午後対策
- 2026 情報処理安全確保支援士「専門知識+科目B」の重点対策
- 支援士R4 春期・秋期 -情報処理安全確保支援士の最も詳しい過去問解説
- 支援士R5 春期・秋期 -情報処理安全確保支援士の最も詳しい過去問解説
- 支援士R6 春期・秋期 -情報処理安全確保支援士の最も詳しい過去問解説
- うかる! 情報処理安全確保支援士 午後問題集[第2版](村山本)
- IPA 安全なウェブサイトの作り方(無料!)
- (補助教材)安全なwebアプリケーションの作り方(徳丸本)
試験勉強スケジュール

スケジュールはざっくりこんな感じを想定!

試験対策
YouTube/テキストで基礎固め
①Youtubeで「まさるの勉強部屋」を1周視聴する
最初に取り組むのはテキストよりも動画の方が挫折しずらくおすすめです。
流し見でもいいので、下記再生リストを1周視聴することをおススメします!
書籍で読みたい方はこちら↓
https://amzn.to/3WW5w9I
②テキストを1周読む
動画を見終わったらテキストを1週流し読みします。

全てを理解しながら読もうとすると時間がいくらあっても足りません!
全体像を掴むつもりで流し読みしましょう。
動画を1周しているため、知識0の状態よりもテキストの内容が頭に入ってくると思います。
テキストは「セキュリティ技術の教科書」または、「うかる!情報処理安全確保支援士」がおすすめです。
テキストの選び方は後日別記事でご紹介しますが、概要は以下のようなイメージです。
| 評価基準 | セキュリティ技術の教科書 | うかる!情報処理安全確保支援士 |
| 図解 | カラー(寒色系)かつ図解多め | カラー(暖色系)かつ、一部図解はあるが文章中心 |
| 大きさ | 25.6 x 18.2 x 2.3 cm | 21 x 14.8 x 1.8 cm |
| ページ数 | 501ページ | 880ページ |
| 網羅性 | ◎ | ◎ |
| 所感 | ページ数は少ないですが、その分縦横のサイズが大きいです。網羅性としては「うかる!」とほぼ変わりません。 | サイズ感は一般的な書籍と同じくらい。その分、分厚さがある。 定番本として有名。 |

両方購入し完読しましたが、
個人的には図解多めの「セキュリティ技術の教科書」がお気に入りです!

両方買った方がいいの?
勉強漏れが出るのが心配。。

どちらも試験範囲を網羅しているので、どちらか1冊でいいと思います!
2冊読むくらいなら過去問を1問でも多く解いた方が◎
過去問道場で午前Ⅱ問題対策
過去問道場で午前Ⅱの過去問題を5年分やります。


ここでのポイントは解説を読んで解説内容を理解すること!
正解率は重要ではありません。
解説を読んで分からないところがあれば、AI(ChatGPTやGemini)に質問したり、セキュリティ技術の教科書などで調べましょう。
なお、これ以降の期間では、午前Ⅱ対策は隙間時間に解くだけで良いと思います。(午後対策をしていれば自然と知識がつきます)

私の場合は、これ以降、1か月前くらいまで午前Ⅱ対策は手を付けませんでした。
それでも88点取れたので午後対策に集中することをおすすめします!
午後問題への挑戦準備
午後問題を快適な環境で解くことができるよう学習記録表・問題の分野仕分けなどを準備します。
これをやるかやらないかで後々の勉強効率に差が出ます。
これは必ずやってほしいです!

詳細はこちらの記事にまとめています!

午後試験の過去問に挑戦!
ここから午後試験の対策に入っていきます。
ここまでの勉強でである程度知識をつけてきましたが、午後試験はレベルが違います。
そのため、この時点では全く解けないなんてこともあります。

この時点で解けないくても問題ありません!普通のことです。
当時は全く解けなかった私も合格できたので大丈夫です。
①(時間があれば)左門先生のサイトで午後対策準備
本サイトは、午後の過去問題をベースにして基礎用語を解説している無料サイトです。
支援士の試験対策本を出されている左門至峰先生が公開しているサイトで、午後問題をベースに知識解説をしています。
試験までに余裕があれば、いきなり午後問に突っ込むよりもこのサイトを1週するのがおすすめです。記述問題の勘所や、セキュリティ用語の1歩踏み込んだ理解が進みます。
②午後問題を解き、左門本を使って解説を熟読する
左門本とは以下の書籍をさします。
本書は年単位で書籍が出版されています。
この本は支援士対策本の中でも群を抜いて解説が一番詳しく、分かりやすいです。
R4以降の試験からしか販売されていませんが、最初に午後問にチャレンジするには一番おすすめの本になります。
各自の知識レベルによって使いやすさは変わるので、まずはR4を使ってみてR5以降を購入するか判断するのがよいと思います。

熟読するだけでなくノートにまとめておくと、
より理解が深まり、また本番前に復習ができるのでおすすめです!

③勉強ノートを作ろう!
過去問を解くごとに、そこで得た知識や関連知識、解答のコツなどを勉強ノートとして記録しておくことを強くおすすめします!

めんどくさいよ。だったら1問でも多く過去問解いた方がよくない?

いや、今はそう思うかもしれないけど、
試験1か月前くらいでこの勉強ノートが大活躍するから絶対作ってほしい!
勉強ノートの作り方は以下の記事をご覧ください!

分野別過去問演習

分野別?支援士試験に分野なんてあるの?

支援士対策本の著者である三好先生が
支援士試験の過去問を分析して10分野に仕分けしているんだ。
重点対策本・三好本と呼ばれているよ。
重点対策本というのは、三好先生が支援士試験の問題を独自に分類し、傾向分析と対策が書かれた本です。以下の書籍になります。

この本は支援士試験対策では必須の本です!!
この本の使い方については別記事を公開予定です!
Webセキュリティ分野に特化した過去問演習
重点対策本にはWebセキュリティという分野は存在しません。
Webセキュリティというのはnanchane氏が独自に過去問を分析して分類した分野です。私が合格できた理由の一つがこのnanchane氏の記事との出会いでした。
Webセキュリティ分野の特徴は下記の通りです。
・最近はwebセキュリティの出題ほぼ毎回出題されていること
・他の分野に比べて点数が安定させやすい分野であること
・他の分野を学ぶ上でのベース知識が手に入ること

Webセキュリティ分野は過去問と似た内容で出題されることも多く、
対策がしやすい分野なんだよ。
使用する書籍は以下の2つです。


具体的な対策方法については以下記事を見てね!
★記事準備中★
苦手分野の過去問演習
この時点で重点対策本の各章末に掲載されている問題は一通り解き終わっていると思います。
解き終わった10分野で苦手な分野/点数が低かった分野が出てくると思います。
その分野を重点的に対策していきましょう。この時に本記事前半でご紹介した学習記録表が活躍します!

学習記録表を見返し、自分の苦手な分野を把握し対策しよう!

Webセキュリティ分野と苦手分野対策はどれくらいの割合でやるべき?

Webセキュリティ分野が6~7割
苦手分野が3~4割
くらいの配分がおすすめ!
村山本で過去問を高速周回&解答の書き方を叩き込む!

記述問題って答えは何となく浮かぶけど、
僕はそれを50文字とかで上手くまとめるのができないんだ。どうしたらいい?

それなら村山本で解答の型を叩き込もう!
村山本とは以下の書籍です。
この本は平成30~令和4年度の過去問の本文をギュッと凝縮して、記述問題の書き方や考え方の習得に特化させた参考書です。
作者が過去問の問題文(本文)の要点だけをピックアップして再構成した文章を元に過去問を解答をしていくというスタイルです。
これにより、通常の過去問演習をするのに比べて4倍効率くらいで過去問の復習をすることができる唯一無二の書籍です。

具体的な対策方法については以下記事を見てね!
★記事準備中★
本番を想定した直前演習
①試験当日と同じく2問連続で過去問を解いてみる
試験当日は150分という制限時間内で試験問題を4つの中から2つ選択し、解答していきます。
そこで求められるのは以下のような力です。
1. 150分集中し続ける力
2. 150分の時間配分する力
3. 4つの試験問題を見極め2つに絞る力

僕は「4つの試験問題を見極め2つに絞る力」を鍛えていなかったから、
試験問題を決めるのに15分もかかっちゃったよ。。
その結果、試験時間ギリギリまで問題を解くハメに。。
1と2番については旧試験の午後Ⅱを2問連続解いてみるのがよいと思います。
旧午後Ⅱは現午後問題の1.2~1.5倍のボリュームがあるため、当日150分集中して解き切るいい訓練になります。
3番については、直近の過去問をこの時期まで解かずに置いておき、このタイミングで解くというのがいいかもしれません。

ただ、直近の過去問は試験の傾向を見るという意味ではもっと早くから解いておいた方がいいという意見もある。
諸刃の剣だから自分のメリットが大きい方を選択しよう!
②これまでに作った勉強ノートで総復習!
勉強ノートの作成を記事の前半でご紹介しましたが、これが効果を発揮するのはこの頃です。
過去問の要点や間違えやすいポイントをまとめているノートを作っておけば、このノートを読み返すだけで過去問を1問解くレベルの学習効果があります。
そのため1週間前はこの勉強ノートを使った総復習で過去問を振り返ることをおすすめします。
当日の立ち回り
試験会場への道中/お昼休憩中の立ち回り
①勉強ノートで高速復習
試験会場へ行く道中で、これまでに作った勉強ノートを使って総復習していきます。
また、午前Ⅱ試験後に昼休憩があるので、そこでも再度復習を行います。

僕が作った勉強ノートは30分~1時間くらいで1周できるように工夫してたから、
隙間時間に復習するには最強のツールだったよ!
②過去問道場で午前Ⅱ問題対策
勉強ノートでの復習が一通り終わったら、過去問道場で過去に間違えた問題を解いて最終チェックを行います。

午前Ⅱ試験の立ち回り
正直、話すことはありません!
ここまでの対策をしてきたあなたであれば、余裕で突破できると思います!
自信をもって挑みましょう!

ここまで対策してきたあなたには、午前試験はただのウォーミングアップ!
本番である午後試験に向けて体力を温存しましょう!
午後試験の立ち回り

ここまで対策してきている人はほとんどいないと思います!
自分の力を信じて全力で挑みましょう!
私はその自負があったので自然と緊張せずに挑むことができました。
試験本番でのポイントは以下の3つ!
・時間をフルに活用する
・時間配分を意識する
・問題選択に時間をかけすぎない

直前演習のところで話していた内容と同じだね!

詳細については以下記事を見てね!
★記事準備中★
まとめ
私は6か月かけて色々な合格者の記事で紹介されている内容を試行錯誤しつつ勉強してきました。
そのため、ムラやムダがとても多い勉強を沢山してきました。
そんな経験から、次回私が受けるならこう勉強するというのを今回記事で書いてみました。
基礎知識がある方は3か月以内、自身がない方は4か月以上をかけるなど、この記事のカリキュラムを自分のレベルに応じて期間を決めて実践していただければと思います!
ここまで読んでくれたあなたは支援士試験に本気で取り組んでいきたいという思いがある方です!
あなたなら合格できると私は信じています!自分を信じて頑張ってください!!
何か質問があればコメントを頂ければ返信します!

コメント